ユングと性格類型
 カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung 1875‐1961)
 スイスの精神科医。分析心理学の創始者。
 ユングは、人間の心には「個人的無意識」と「普遍的無意識」という2つの層が存在し、普遍的無意識はひろく人類に共通のものであり、そこに「元型」が存在すると仮定しました。元型とは、個人の体験によって構成されるのではなく、人類が長い時間をかけて経験を蓄積した結果として構成されたものであり、人間の性格の基本的態度である外向性と内向性の違いは、後天的な経験や環境要因で決まるのではなく、気質要因(遺伝要因・性格素因)によって決定されると考えました。






 ユングは人間を先ず2つのタイプに分類します。
 1.外向性タイプ=外界の出来事に価値を感じ、自分の外にあるものに心のエネルギーを向かわせる人のことです。
 2.内向性タイプ=内界に関心を向け、自分の内側に心のエネルギーを向かわせて、外界にはあまり関心を持たない人のことです。

 さらに、心理機能を4つに分け、どの機能がその人の認知機能として優勢であるかで性格を分類します。4つの機能とは、思考・感情・感覚・直感であり、これらの心理機能と2つの性向(外向性・内向性)の組み合わせから8つの性格類型が出来上がります。即ち、類型は以下の8タイプになります。
  1 外向的思考タイプ
  2 外向的感情タイプ
  3 外向的感覚タイプ
  4 外向的直感タイプ
  5 内向的思考タイプ
  6 内向的感情タイプ
  7 内向的感覚タイプ
  8 内向的直感タイプ
 例えば、外界の出来事を直感的に判断して行動する人は、「外向的直感タイプ」ということになります。

 ユング的 性格類型診断
 本コンテンツは、色彩による心理分析から、被験者の性格類型を診断するものです。提示される質問(6つのワード)から、それぞれ連想する色を選択してください。
 質問の内容は毎回変わりますので、日々の心理のチェックが可能です。

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